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柔よく剛を制す

柔道は応用力学を利用し技をかけ

テレビだけではなく、会場で生でそれを目撃した方も多いかもしれませんが、柔道の技がかかり、一本が決まった時の迫力は凄いものがあります。
おおよそ考えられないスピードや威力で、人間が宙を舞う様は、見るものを魅了します。
特に柔道経験者なら、相手を「投げる」事の難しさがよく理解できると思います。
しかし、その技がかかっている瞬間、一体相手に何が起こっているのか、それを紐解いていけば、相手が宙に舞う理屈が分かってきますので、努力すれば、それを体現できるようになります。
では、具体的に技がかかった瞬間、相手に何が起こっているのでしょう。
道端でつまづいてこけたり、こけそうになった経験はあると思いますが、正にそれと同じことが起こっています。
つまり、体重移動によって生じた重心移動のずれです。
人間は、予定していた重心移動に狂いが生じると、その安定を失い、直立不能になります。
これを意図的に相手に起こし、重心が不安定な状態を作り出している作用が、相手が宙を舞う理屈の根源です。

知っておきたい柔道の基本的な技とは?

日本の武術と言えば柔道を思いうかべますが実はそれほど歴史は長い訳ではなく、明治15年に作られたものです。
その後日本国内で浸透していき、今では世界的に行われるようになったのです。
昭和39年にはオリンピック種目にも選ばれています。
柔道には様々な技があり、決まることによりポイントが加算されていきます。
技の数は豊富にあり手、足、腰などに分かれています。
代表的な技の1つに背負い投げがあり、背負い投げは名前の通り相手を背負い自分の肩越しに投げます。
素早く相手の懐に入るのがポイントであり、体の小さな選手でも得意としている人もいます。
他にも大外刈りも基本の1つであり、相手を引き寄せることによって重心のバランスを崩させて、相手の体重が乗っている足を一気に刈り上げます。
他にも巴投げは相手の下に潜り込んで体を蹴り上げる方法で、相手の体に潜り込むのがポイントになります。
大柄な選手よりも小柄な選手が得意としています。

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