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柔よく剛を制す

帯でその人の強さと段位を示している柔道

柔道では、帯の色がその人の段位と強さを表現しています。
段位は講道館によって基準が定められており、初段から五段までが各都道府県にある柔道連盟主催の昇段審査をクリアすることで取得可能です。
また、六段以上の場合は講道館での取得になります。
従来、柔道の帯は洗濯せずに使い続けることが基本であり、稽古を重ね、年月を経て段々と黒く変色していく状態がその人の強さの象徴であると言われているのです。
故に、初段から五段までの段位者が黒色をつけることが一般的なのです。
現在では、六段以上から黒色を締めている場合もよくみられます。
以下、六段から八段が紅白のだんだらをはじめとする一段一段色が異なる横縞模様、男性は九段以上で女性は八段以上が紅色と色分けされており、段外者は一般的に白、成年者の一級から三級が茶褐色、少年の一級から三級は紫の帯を締めることになっています。
級毎、段毎に更に細かく色分けされている場合もありますが、成年と少年で分かれています。

柔道の帯は級や段位をはかる

柔道経験者なら、その帯の色で相手の力量をはかったことがあるのではないでしょうか。
具体的に説明すると、まず初心者は、言わずもがな白を結びます。
4級以下の者は白となってります。
次に、4級から3級に昇進すると、茶色が結べるようになります。
茶色を結んでいる柔道家は、小学生高学年に多く、だいたい3年以上の経験を積んだ者だといえます。
1級までは、町道場の昇級試合などで勝利を収め、監督からの推薦でなれます。
さらに、経験や練習を積み、14歳を越えると、昇段試合に参加できるようになり、初段になることが出来ます。
昇段試合でよい成績を収めると、晴れて初段となり、黒を結べるようになり、黒は初段から5段までで、最も勢いのあるときなので、テレビで見る強い選手のほとんどは黒帯を結んでいます。
更に6段から8段は紅白となり、9段と10段になると赤になります。
6段以上になるためには、その強さや技量ではなく、柔道に対する貢献度によります。

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